一般病院と美容外科の看護師の働き方の違い

看護師の働く場所は、病院ばかりではない。クリニックや健診センター、美容外科で働く看護師も数多く存在する。
特に美容外科で働く看護師の数は、美容外科の大手の会社が積極的に宣伝をするようになったこともあり、どんどん増えてきている。
働く場所が異なれば、看護師の仕事内容も大きく異なる。特に一般的な病院で働く看護師の仕事と美容外科で働く看護師の仕事内容は大きく異なるため、注意が必要だ。

まず一般的な病院の看護師の仕事は、医師のサポートをはじめ、患者の案内などが主なものとなる。
しかし、美容外科の看護師の仕事は、患者に対するカウンセリングが大きな位置を占めている。また、美容施術の設備の操作も看護師の仕事内容に含まれる。

働き方も大きく異なっている。
病棟のある病院では、看護師は夜勤があることが一般的だ。しかし、美容外科は緊急性の高い処置をすることもなく、入院することも基本的にないので、夜勤が存在することはない。

また、人間関係の構築の仕方も異なることが多い。
一般的な病院では、人間関係をうまく構築していくことが、仕事をうまくこなしていくためには必要不可欠だ。これは、看護師がチームを組んで患者の相手をすることになることが関係している。そのため、人間関係に関する相談窓口などを設けている病院も多い。
一方で美容外科の看護師たちの人間関係は、それほど深くなることはない。美容外科の看護師は、おおよその場合は単独か少人数で患者の相手をすることになるためだ。
看護師同士が連携することが少ないので、人間関係が悪くなるというほど関わることもないだろう。